HTMLMediaElement: timeupdate イベント

Baseline Widely available

This feature is well established and works across many devices and browser versions. It’s been available across browsers since July 2015.

timeupdate イベントは、currentTime 属性で示される時刻が更新されたときに発生します。

イベントの頻度はシステムの負荷に依存しますが、およそ 4Hz と 66Hz との間で発生します(イベントハンドラーが実行するのに 250ms 以上かかることはないと仮定します)。ユーザーエージェントはシステム負荷とその都度イベントを処理する平均コストに基づいて、イベントの頻度を変えることが推奨されているため、ユーザーエージェントがビデオのデコード中に快適に処理できるよりも頻繁に UI 更新が行われることはありません。

このイベントはキャンセル不可で、バブリングしません。

構文

このイベントを addEventListener() などのメソッドで使用するか、イベントハンドラープロパティを設定するかしてください。

js
addEventListener("timeupdate", (event) => {});

ontimeupdate = (event) => {};

イベント型

一般的な Event です。

これらの例は、 HTMLMediaElement の timeupdate イベントのイベントリスナーを追加し、イベントが発生してイベントハンドラーが動作するときにメッセージを投稿します。なお、イベントの頻度はシステムの稼働状況に依存します。

addEventListener() を使用する場合:

js
const video = document.querySelector("video");

video.addEventListener("timeupdate", (event) => {
  console.log("The currentTime attribute has been updated. Again.");
});

ontimeupdate イベントハンドラープロパティを使用する場合:

js
const video = document.querySelector("video");

video.ontimeupdate = (event) => {
  console.log("The currentTime attribute has been updated. Again.");
};

仕様書

Specification
HTML Standard
# event-media-timeupdate
HTML Standard
# handler-ontimeupdate

ブラウザーの互換性

BCD tables only load in the browser

関連イベント

関連情報