カスタマーレビュー

2024年3月17日に日本でレビュー済み
ゲームハードは持っていませんが、特典のサントラCDのために買いました。
以下は、特典のCDのみのレビューです。

・はじめに
特典のCDに不備(ケースとCDとで曲順に相違)があったとのことで、メーカーから修正版のディスクを送付する旨の案内が出ています。
メーカーサイトを確認の上申し込んでおきましょう。
4月いっぱいが期限なのでお早めに。

・ディスク1
アーケード版、ファミコン版、PCエンジン版のイメージファイトが収録されています。
アーケード版は録音レベルがやや低めで、ゲームスタート時の曲で効果音がかぶる箇所があるものの、全体的な収録状態は悪くありません。
以前のレトロゲームミュージックコレクション版の収録ミスやループの少なさと比べれば、ようやくまともなイメージファイトのサントラが出たというところでしょうか。
コンシューマー版は、PCE版は頑張っているもののFC版は音源の貧弱さに加えて耳コピもおかしい箇所が散見され、正直曲単体で聴くには厳しいレベル。
CS版に関しては、あくまで記録、コレクターズアイテムと割り切るべきでしょう。

・ディスク2
PCエンジン版のイメージファイトIIを完全収録……というと聞こえがいいですが、なんのことはないCD-ROMの音声トラックをそのままぶち込んだだけです。
ゆえに、ビジュアルシーンでの声優の声もそのままです。
ゲーム本編で流れない、ビジュアルシーンでしか使われていない曲(アーケード版のアレンジバージョン)を単体で聴きたかったので、この仕様は残念です。
ミックスされる前の素材としての曲の録音は残っていなかったのでしょうか。

・ディスク3
これは酷い。
アーケード版のXマルチプライが収録されていますが、録音レベルが一定していません。
それも曲によってまちまちというのではなく、同じ曲中で突然音が小さくなったりします。
しかも、曲順がおかしい。
もしかするとサウンドテストの曲順でそのまま収録したのかもしれませんが、さすがにエンディングの後でボスのテーマが流れるとか、普通のゲームサントラを聴いたことがある人なら有り得ないと思うでしょう。
ディスク1を交換するならこちらも交換して欲しいくらいですが、ケースに印刷されている曲順も同じなので、残念ながら交換対象ではないのです。

・総評
ディスク1→及第点
ディスク2→PCE版を持っていないなら及第点
ディスク3→×

結論としては、ディスク1を聴くために買うのは、まあありでしょう。
ディスク2は、過去のPCE版のCDと比較すれば、価格が安い他に誤ってテータトラックを再生する心配がない利点はあります。
ディスク3、Xマルチプライ目当てなら多少高い金額を払っても過去のサウンドトラックCDを買ったほうがいいです。
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