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Opinion

SZ MEMBERSHIP

編集長からSZメンバーへ:「“よき祖先”の脱未来」SZ Newsletter VOL.246

多元的未来を体感する特別講座「WIRED UNIVERSITY」が開催された今週、まさに多元的な対話の数々からは、「グッドイナフ」という社会やテクノロジーの姿が見えてきた。編集長からSZメンバーに向けたニュースレター。
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なぜリベラルは自由主義を擁護するのに苦労するのか:ブックレビュー

数カ月後には、リベラリズムを掲げる米国に南北戦争以来最大の危機が訪れるかもしれない。わたしたちが何を守っているのかを口にするのが、どうしてこんなに難しくなってしまったのだろうか? リベラリズム関連の未邦訳本をレビューしながら考える。
SZ MEMBERSHIP

編集長からSZメンバーへ:「模倣の脱未来化」SZ Newsletter VOL.245

『WIRED』初のファッションイベント「WIRED Fashion with VOGUE」でインスピレーションを得たのは、「他人の欲望を欲望する」というルネ・ジラールの模倣理論とスタートアップの名著とのつながりだった。編集長からの週刊ニュースレター。
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編集長からSZメンバーへ:「シンギュラリティの脱未来化」SZ Newsletter VOL.244

シンギュラリティに対してプルーラリティ(多元性)という言葉を対置するオードリー・タンらが登壇して「WIRED UNIVERSITY」の“夏期講座”が開講する。その狙いを綴った、編集長からSZメンバーへのニュースレター。
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編集長からSZメンバーへ:「意識の再未来化」SZ Newsletter VOL.243

「無知の知」を唱えたのは古代ギリシアのソクラテスだけれど、いまや哲学者ばかりか脳科学者やAI研究者までもが「意識のありか」を探求してる。今週、東京で開催された国際意識学会ASSC27からこの大問題の現在地を考えるSZ会員向けニュースレター。

『WIRED』日本版編集部が選ぶ、2024年6月に公開した注目の5記事

この6月に「WIRED.jp」で公開した記事のなかから、著書『シンギュラリティは近い』によって来たるべき技術的特異点の到来を先見したレイ・カーツワイルへのインタビューや、「アフロポリタン」が目指す未来と新しい経済圏など、編集部が注目した5本のストーリーを紹介する。
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編集長からSZメンバーへ:「フレーム問題と脱未来化」SZ Newsletter VOL.242

最新号で特集した空間コンピューティングの可能性(フレーム)から、AIのフレーム問題、都知事選の選挙ポスター掲示板、そして映画『関心領域』へと考察をつなげる今週のSZ会員向けニュースレター。
EDITOR'S LETTER

潜在空間とトマトスープ──『WIRED』空間コンピューティング特集号の発売に際して、編集長から読者の皆さんへ

いつの時代も新しいメディアが時間と空間を拡張してきた。だとすれば、生成AI時代の潜在空間についてはどうだろう? 空間コンピューティングの可能性(フレーム)に迫る最新号に寄せて、『WIRED』日本版編集長・松島倫明からのエディターズレター。
SZ MEMBERSHIP

レイ・カーツワイルが(またしても)正しければ、その不滅の魂とクラウドで会えるだろう

著書『シンギュラリティは近い』によって来たるべき技術的特異点の到来を先見した有名な未来学者は、世界と自分自身の運命についていまでも人間離れした楽観的な考えをもっている。そして、シンギュラリティはあっという間にやってくると考えているのだ。
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編集長からSZメンバーへ:「アンドロイドの脱未来」SZ Newsletter VOL.241

日本では6年ぶり、一夜限りの渋谷慶一郎「アンドロイドオペラ・トーキョー」で出現した「世界の終わりと終わりの後」とは、超知能と人間が共存するという「ノヴァセン」の時代を先取りしていたのかもしれない──今週のSZ会員向けニュースレター。
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テクノロジーをデザインする人のための技術哲学入門【第9回】:日本の宇宙技芸を考える──テクノロジーの「あわい」

最新のテクノロジーをビジネスやクリエイティブに活用する上で「技術哲学」は必須の教養だ。日本的なテクノロジー観としてしばしば言及されるアニミズムやドラえもんだが、これが本当に、日本の“宇宙技芸”なのだろうかと問う連載の第9回。
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編集長からSZメンバーへ:「家族の記憶の脱未来」SZ Newsletter VOL.240

G7サミットのバイデン大統領から新しい動画生成AIまで、「記憶」をめぐる今週のSZ会員向けニュースレター。
SZ MEMBERSHIP

編集長からSZメンバーへ:「テクノユートピアの脱未来」SZ Newsletter VOL.239

AIによって「すべてが解決した世界」は、はたしてユートピアなのだろうか? マルクスからテクノリバタリアンまで、脱希少性経済へと至るさまざまな経路について考えた、今週のSZ会員向けニュースレター。
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AIチャットボットという“デジタル変態生物”のつくり方

アニメーターや玩具デザイナー、ビデオゲームの開発者たちはこれまで何十年にもわたって、「生きている」と思わせるようなキャラクターづくりに携わってきた。いまやAIチャットボットにわたしたちが同じことを感じるとき、そこで何が起こっているのだろうか?

『WIRED』日本版編集部が選ぶ、2024年5月に公開した注目の5記事

この5月に「WIRED.jp」で公開した記事のなかから、多元世界に向けたデザインを考える対話や医師が語る空間コンピューティングの可能性など、編集部が注目した5本のストーリーを紹介する。
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編集長からSZメンバーへ:「テックノスタルジアの脱未来」SZ Newsletter VOL.238

行き過ぎたテクノロジーへのカウンターとして、ノスタルジアに話題が集まった今週。はたしてテックノスタルジアの正体とは、過去にあるのか、それとも未来にあるのか ── 今週のSZ会員向けニュースレター。
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編集長からSZメンバーへ:「尋ねること、の再未来化」SZ Newsletter VOL.237

OpenAIによる最新のAIモデル「GPT-4o」のお披露目デモは、リビングルームのソファで行なわれた。AIエージェントが日常空間にあたりまえにある時代には、わたしたちの会話の質は確実に変わるのだろう。今週のSZ会員向けニュースレター。
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子どもたちをスマートフォンから解放することはできるのか?

オフラインで多くの時間や自由を必要とする若者にとって、ソーシャルメディアがよくないことはわかっている。にもかかわらず親たちからは、一致団結してこの問題を解決しようという気概がほとんど見えてこない。
SZ MEMBERSHIP

AIを巡る“ハイプ”を信じるときが来たようだ

AIの進歩は頭打ちしたと一部の識者は指摘している。しかし、この5月に立て続けに公開されたOpenAIとグーグルによる一連のデモは、AIによる変革がまだ始まったばかりであることを示している。
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ユニバーサルからプルリバーサルへ──多元世界に向けたデザインを考える(後編)

プルリバース(多元世界的)なデザインの可能性をめぐり、人類学者アルトゥーロ・エスコバルの『多元世界に向けたデザイン』を起点にデザインリサーチャー水野大二郎に訊く編集長インタビューの後編は、世界のリジェネラティブなトランジションについて。
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編集長からSZメンバーへ:「テックカンファレンスの再未来」SZ Newsletter VOL.236

東京ビッグサイトで今週開催されたSusHi Tech Tokyo 2024「Global Startup Program」の盛況ぶりから、改めてテックカンファレンスの意義を問い直す、今週のSZ会員向けニュースレター。
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自治・自律的なデザインと脱未来──多元世界に向けたデザインを考える(前編)

人類学者アルトゥーロ・エスコバルの『多元世界に向けたデザイン』を起点に、土着的な実践から生まれるデザインの再定義や、そこで立ち現れる多元世界について、デザインリサーチャー水野大二郎に訊く編集長インタビュー。
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テクノロジーをデザインする人のための技術哲学入門【第8回】:東洋思想から考えるマインドアップローディング

最新のテクノロジーをビジネスやクリエイティブに活用する上で「技術哲学」は必須の教養だ。連載の第8回では、いよいよ「テクノダイバーシティ」に迫る。今回は、シミュレーション仮説やマインドアップローディングから技術の多様性を考えてみよう。
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効果的利他主義の死

世界における善行を最大化すると謳い、シリコンバレーの“宗教”となった効果的利他主義は、詐欺とマネーロンダリングで懲役25年の判決を受けたサム・バンクマン=フリードとともに終わりを迎えたのだろうか?
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編集長からSZメンバーへ:「アップルの脱未来」SZ Newsletter VOL.235

アップルが生み出す数々のプロダクトはこれまで“未来”を具現化してきた。だが今週の新製品発表でこのテックジャイアントが披露したメッセージは、いまやひとつの未来が終わり、わたしたちは再未来化を迫られているのだと気づかせてくれる。
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80万円で人ひとりを救えるなら儲けもの:効果的利他主義を体現するGiveWellインタビュー

慈善行為の効率やインパクトの最大化を目指す効果的利他主義が自己不信のスパイラルに陥いるなか、定量的な分析を是とする理想主義者エリー・ハッセンフィールドは、膨大な額を寄付したいと考えるシリコンバレーの富裕層の意欲にいまも応えている。

デジタル・デモクラシーは多元的テクノロジーによって実現する── 経済学者グレン・ワイル来日セッションから

協働可能な多様性と民主主義のためのテクノロジーを実装する「Plurality」という世界的ムーブメントが注目されている。その中心メンバーのひとりグレン・ワイルが来日し、Plurality Tokyo主催のもとで貴重なセッションが実現した。
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編集長からSZメンバーへ:「オーバーツーリズムの脱未来」SZ Newsletter VOL.234

ベネチアは「入場料」を徴収し、ニューヨークは「渋滞税」を取り始める。世界の都市は住人と観光客で溢れている。日本でオーバーツーリズムが進む都市のひとつ、鎌倉からSZメンバーに向けたGWのニュースレター。

『WIRED』日本版編集部が選ぶ、2024年4月に公開した注目の5記事

この4月に「WIRED.jp」で公開した記事のなかから、AIの歴史を変えたトランスフォーマーや新連載『SFに学ぶ「知能」の未来』など、編集部がおすすめする5本のストーリーを紹介しよう。
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編集長からSZメンバーへ:「“​​サステナブルな未来”の脱未来」SZ Newsletter VOL.233

「サステナブルな未来」を目指すなら、持続可能性について再定義する必要がありそうだ。アースデイを迎えた今週、SZメンバーに向けたニュースレター。
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編集長からSZメンバーへ:「フードイノベーションの脱未来」SZ Newsletter VOL.232

スペインのビルバオで開催された食のグローバルカンファレンス「FOOD 4 FUTURE」を訪れた今週、日本のフードイノベーションのポテンシャルを世界に投げかけたことで、改めて食の脱未来とは何かを問うSZメンバー向け週末ニュースレター。
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テクノロジーをデザインする人のための技術哲学入門【第7回】:野生のサイバネティクス

最新のテクノロジーをビジネスやクリエイティブに活用する上で「技術哲学」は必須の教養だ。連載の第7回では、現代の情報科学の基盤となるサイバネティクが引き起こす「意味の転換」をひもとき、この問題を乗り越える方法を探る。
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編集長からSZメンバーへ:「​​ファッションの脱未来」SZ Newsletter VOL.231

わくわくするような創造性と、環境汚染産業として悪名高い産業構造が相まった「ファッション」において、その未来をいかに解体し、新たな未来を再生できるだろうか? 編集長からSZメンバーに向けた週末のニュースレター。
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編集長からSZメンバーへ :SZ Newsletter VOL.230「​​Defuturing(脱未来化)とRefutureing(再未来化)に向けたはしがき」

選りすぐりの限定記事が読める『WIRED』の好評サブスクリプションサービス「SZ MEMBERSHIP」が4月よりアップデート、編集長からSZメンバーに宛てた週末のニュースレターが復活した。リブート一発目は、脱未来化と再未来化について。

映画『オッペンハイマー』では描かれないもうひとつの闇の歴史、黒人鉱夫たち

映画『オッペンハイマー』には原爆投下のシーンが描かれていないことが日本で話題となったが、同じく描かれなかった悲劇がある。広島の原爆に使用されたウランの供給源となったシンコロブエ鉱山の労働者たちだ。
EDITOR'S LETTER

クリエイティブマインドだと、アナは言う──『WIRED』ファッション特集号の発売に際して、編集長から読者の皆さんへ

いつの時代もファッションは未来を纏ってきた。だからこそいま、その可能性を語るための新たな文脈が必要だ。10年ぶりとなるファッション特集「FASHION FUTURE AH!」に寄せて、『WIRED』日本版編集長・松島倫明からのエディターズレター。
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テクノロジーをデザインする人のための技術哲学入門【第6回】:ハイデガーの悲観的技術決定論を乗り越える

最新のテクノロジーをビジネスやクリエイティブに活用する上で「技術哲学」は必須の教養だ。連載の第6回ではハイデガーを読み込むことで、わたしたち人間をコントロールし行為を“駆り立てる”ような現代のテクノロジーについて考えよう。
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テクノロジーをデザインする人のための技術哲学入門【第5回】:テクノロジーへの自由と応答

最新のテクノロジーをビジネスやクリエイティブに活用する上で「技術哲学」は必須の教養だ。連載の第5回では、「テクノロジー」と「技術」の本質的な違いに迫ることで、わたしたちの手の中にテクノロジーを取り戻す方途を手繰り寄せよう。
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テクノロジーをデザインする人のための技術哲学入門【第4回】:文字以前からAI以後を考える

最新のテクノロジーをビジネスやクリエイティブに活用する上で「技術哲学」は必須の教養だ。連載の第4回では、プラトンによるAIやTwitter批判を参照しながら、AIが生み出す「テクノロジーのジレンマ」をひもといていく。
NEW YEAR

昭和99年のシンギュラリティ──新年に寄せて編集長から読者の皆さんへ

2024年は昭和にすると99年、いよいよ節目のときとなる。その間、ポジティブ/ネガティブなパラダイムシフトはいくらでもあった。では、本当は変えなければならなかったことは何だろう──新年に向けた特集「THE WORLD IN 2024」に寄せて、『WIRED』日本版編集長・松島倫明からのエディターズレター。

The Singularity in Showa 99 (Editor’s Letter: Vol.51)

The year 2024 could have been the 99th year of the Showa era, and thus finally the time for a turning point. During the last 100 years, there have been plenty of positive/negative paradigm shifts. So, what are the other things that we really could have changed? Here is WIRED JAPAN’s Head of Editorial Content Michiaki Matsushima’s Editor's Letter for WIRED JAPAN’s VOL. 51, “THE WORLD IN 2024”, which looks ahead at the upcoming year.
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テクノロジーをデザインする人のための技術哲学入門【第3回】/テクノロジーはどこから来るのか?

最新のテクノロジーをビジネスやクリエイティブに活用する上で「技術哲学」は必須の教養だ。連載の第3回では、テクノロジーのありかを改めて問うことで、わたしたちがテクノロジーに呼応し続けることの重要さをアジテートする。
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テクノロジーをデザインする人のための技術哲学入門【第2回】/現代の技術哲学の潮流

AI、メタバース、ブロックチェーン──現代のテクノロジーをビジネスやクリエイティブに活用する上で「技術哲学」は必須の教養だ。日本においてはまだマイナーな哲学の一分野だが、これから社会やプロダクトをデザインする誰もがぜひ掴んでおきたい待望の新連載がスタート。

VRヘッドセットがあなたの寝室を完璧に把握するのは、もうすぐかもしれない

メタとアップルは次なるフロンティアとして複合現実(MR)に狙いを定めている。だが、ウェアラブル端末に周囲のデータ��集を許すことは数々の問題を生むことになるだろう。
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テクノロジーをデザインする人のための技術哲学入門【第1回】/SF的ディストピアとテクノロジーカルト

AI、メタバース、ブロックチェーン──現代のテクノロジーをビジネスやクリエイティブに活用する上で「技術哲学」は必須の教養だ。日本においてはまだマイナーな哲学の一分野だが、これから社会やプロダクトをデザインする誰もがぜひ掴んでおきたい待望の新連載がスタート。

哲学者ユク・ホイ 特別寄稿:2050年、テクノロジーの多元論へ

ひたすらギアを上げて加速し続けるテクノロジーの発展が、「避け難く次の戦争につながるのは明白だ」とユク・ホイは言う。だからこそ、テクノロジーとわたしたちとの関係の「根本的な変化」がいま求められているのだと。キーワードは生物多様性、精神多様性、そして技術多様性だ。

いつも好奇心に駆り立てられてきた:創刊30周年記念号(VOL.50)の発売に際して、編集長から読者の皆さんへ

『WIRED』はこれまで、「新しくエキサイティングなもの」に未来の可能性を見いだしてきた。そこで欠かせないのが、「闘う楽観主義」と「長期的思考」だ。節目のタイミングに『WIRED』のエートスを改めて問う日本版編集長・松島倫明からのエディターズレター。