Xbox Series X版の「Fable」は古さと新しさの「バランスが取れたもの」になる
「彼らにはIPに対する情熱と『Fable』のコアとなるものへのユニークな観点がある」
Playground Gamesの「Fable」はオリジナルシリーズと最新作のバランスが取れたものになると、Xboxの経営幹部が述べた。
ガーディアン紙で、Xbox Game StudiosのヘッドであるMatt Bootyは、「Playground Gamesは、新しい方法と同時に、『Fable』の過去についても考えている」と述べた。
「こういう、それまでのバージョンがあったシリーズものでは、前に進めるものと、そのまま維持するもの、新しく加えたいと思うもののバランスが必要です」とBootyは言う。「新しい『スター・ウォーズ』映画を制作するような難題です。みんなが、次もそのままにしてほしいを思うものもある、でも、それに対しても、新しいものに対しても責任を持たなければならない。Playgroundはそういったことに関しては優れたヴィジョンを持っていると思います」
Playgroundがこのプロジェクトを引き継ぐデベロッパーとして選ばれた理由については、Bootyはスタジオが作ってきた「Forza Horizon」シリーズのオープンワールドと「Fable」への情熱を挙げた。
「『Horizon』シリーズでPlaygroundがやってきたこと、細部にまで行き届いた注意、自然の景観を見せる能力などです。彼らには、IPに対する本物の情熱と『Fable』のコアにあるものへのユニークな観点があります。ゲームが歩んできた道で見てきたすべてのことから、これはハイクオリティなリリースになるとわかるのです」
これは、シングルプレイヤーRPGではなく、MMOになるという「Fable」の新作への不安を和らげる役に立つかもしれない。この噂は、「Fable」の新作発表後に広がった。噂に反論している匿名の情報ソースもあるが、噂は、シリーズにとって「新しい始まり」となるということのほかに、「Fable」の新作がどういったものになるか、IGNがマイクロソフトから聞いた説明と近い。
Bootyのコメントは、少なくとも、シリーズの形式を大幅に変えず、オープンワールドゲームに現代的なアプローチをする「Fable」に向かって進んでいるということのように思われる。このジャンルでのPlaygroundの歴史をどのように動かしていくゲームとなるのか、非常に興味��い。シングルプレイヤーの「Fable」では、「Forza」のDrivatarと「Dragon's Dogma」のPawnをミックスしたような、広い世界の中で戦っている友達のヒーローたちのAIバージョンに出会うかもしれない。
何年間にもわたる噂ののち、先週、ついにXbox Series X向け「Fable」が発表されたが、実際にいつこのゲームをもっと目にすることができるのかについてはまだ何も明らかにされていない。