トイレパズルゲーム『TOiLET』正式発表、7月19日早期アクセス配信へ。他人の視線が気になる男性たちを上手く配置、用を足させる

 

インディー開発者のTerry Crow氏は7月12日、トイレパズルゲーム『TOiLET』を正式発表した。対応プラットフォームはPC(Steam)で、7月19日に早期アクセス配信予定��

本作は、トイレで用を足す男性たちをモチーフにしたパズルゲームだ。彼らに気まずい思いをさせないように配慮しながら、小便器へと導くゲームプレイとなる。

『TOiLET』はステージクリア形式となっており、各ステージには複数の男性と、複数の小便器が配置。プレイヤーは、マウス操作にてそれぞれの男性をドラッグして小便器の前まで移動させ、全員同時に用を足させることができればステージクリアだ。ただ、“トイレあるある”というべきか、用を足す際には他人の視線が気になるもの。ふと視線を感じると、出るものも出なくなってしまう。

各ステージには、さまざまなレイアウトで小便器が配置。たとえば壁に小便器が複数並んでいる場合、男性を隣り合うかたちに移動させると、お互いが相手から股間を見られていると感じ、共にブルーな気持ちに。そこで、小便器を1台挟み両者を離して配置すると、ふたりとも視線を向けられることなくハッピーな気分で放尿できる。

なお、お互いの距離が離れていても、ステージの小便器の配置や、男性が立つ角度によっては、視線を感じてしまうこともある。そのため、男性の移動先となる小便器の選択や、男性の立ち位置の調整などに気を配らなければならない。

ステージによっては、特殊な男性キャラクターが登場することもある。たとえば、青いラインで繋がっている2人は友人同士。彼らは、お互いの視線を気にすることはないが、他人からは見られたくない。また、誰の視線であっても気にならないキャラクターもいる。こうした人物が混ざることで、パズルに深みがもたらされるということだろう。

さらに、アイテムが置かれているステージも存在。アイテムは、任意の男性に装着させると、その男性がなぜか他人からの視線を気にしなくなるという効果がある。ちなみにアイテムは、バケツやラバーカップ(すっぽん)、あるいは包丁など見た目はさまざまとなっている。

早期アクセス配信開始時点では、上述したようなコンテンツが収録された状態となる予定。そしてさらに開発が進められるなかで、新たなステージやコンテンツの追加、また難易度調整などがおこなわれるそうだ。正式リリースまでは1〜2年ほどかかる見込みとのこと。


本作の開発者Terry Crow氏は、中国を拠点に活動している人物のようだ。同氏は昨年11月に、PC(itch.io)向けに本作のプロトタイプを公開。それから、空き時間を利用して開発を進め、このたびSteam向けに正式発表した格好である。

『TOiLET』は、PC(Steam)向けに7月19日に早期アクセス配信予定だ。